「付け火して 煙り喜ぶ 田舎者」
と、言う村社会を巧みに風刺した一句がかつて話題となりました。

人の悪評を流してそれが煙りの如く村中に広がる様を楽しむ
村人の卑しい性根が分かる名句ですね。
しかし、そんな村人にも同情の余地が無い訳ではありません。

村にはそれより他に娯楽が無いのです。

「テレビ」、「パチンコ」、「人の陰口」、が村の三大娯楽なのでした。

これに祭り、ヨバイが入る時期もありましたが時は過疎化時代。
村から若者は消え去り、目出度く三大娯楽が定着したのでありました。

良く、ネットのせいで今まで心の内から
出されることの無かった人の悪意が剥き出しに・・・
などと言う底の浅い分析をなさる小林よしのりさんなどがおりますが、
ネット掲示板などは村社会の陰口が全国規模で行われているだけで
日本人の性根は昔から何一つ変わっていないのであります。

ただ単に、ネットでの全国の皆様との話題に近所の悪口では
盛り上がりが懸念されるために、
共通の話題として「韓国」、「中国」、「在日」、「ナマポ」、などが
挙がっているだけなのであります。

こうした事を考えるにつけ、益々村社会のおぞましさが実感され、
人の心の無明、澱は救いようの無いものと感じられるのです。

と、言う事で皆様、楽しい田舎暮らし、是非、如何でしょうか?
「よそ者」さんの田舎への移住を心よりお待ちしております。